こちらの記事をご覧頂いて職業訓練校に通ってみようと思ってくれた方がいましたら嬉しく思います!
職業訓練に通うことを決め、ハローワークでの申し込みを済ませたら次は職業訓練校入校のための面接対策を進めていきましょう。
人気のある授業だと定員以上の申し込みをされているケースがあります。限られた受講枠をゲットするためにできる限りの対策を行っていきましょう。
なぜ職業訓練校に通わなければならないのかを考える
まず、なぜ自分が職業訓練校に通うことを決めたのかをまとめておきましょう。少なくとも下記の点は押さえておいた方がいいと思います。
・自分が今どういうスキル状況なのか(例:プログラミング初心者でスキルがない。)
・この職業訓練の授業を受けることで何が達成できると思い申し込みしたのか(例:HTMLの知識を身に付けてWEBサイト制作を行う仕事に就くために、この授業を受けてスキルを身に付けたいと思った。)
なお、職業訓練校は就職に必要なスキルを身につける場を提供してくれる仕組みです。そのため『訓練校に通う=最終的に就職すること』が大前提です。なので学校に行ってスキルを身につけるだけで就職する気は無い、ということはNGとなります。
面接でもこの点を確認されますので認識違いがないように注意しましょう。
事前に学校見学を行う
職業訓練校によっては面接日よりも前に学校見学や説明会を実施している施設があります。参加すること自体には合否に関係ないとの噂はありますが、以下の観点から私は出来る限り参加した方がよいと考えております。
・本当に合否に関係ないかは採用担当にしかわからない。私が学校見学に参加した時に名前を書いたのでもしかしたら見学に来た上で申し込んだ人を優遇しているかもしれない。
・ミスマッチになる確率を減らせる
ハローワークで見た訓練校の説明と、実際に訓練校に行ってみての授業内容が異なる可能性もあります。また、ハローワークの案内には掲載しきれなかった訓練の内容も教えてもらえる可能性があります。直接質問も可能ですのでどんどん質問しましょう!
面接当日 – 服装と身だしなみに気を遣う
これは普通の就活と同じだと思いますが、清潔感のある格好で行きましょう。
服装は「スーツを推奨」します。どうしてもスーツの用意ができない時はオフィスカジュアルのものや、ジャケットだけでも羽織るなど、可能な限り身なりを整えましょう。
Tシャツやジーンズでも面接行くこと自体は問題ないみたいですが、印象が良くないので少しでも受かる確率を上げるなら避けるようにした方が無難です。(適当に服装を選んだせいで不合格になったら後悔しますよね・・・)
面接アピール – パソコン関連のスキルや実績アピール
プログラミング未経験で職業訓練校に入るときに、今までパソコンを触ったことがないという方はお断りされる可能性が想定されます。なぜならプログラミングを行う前提として、PCをある程度触ることができる必要があると考えるからです。
もし質問で「パソコンの操作とか問題ないですか?」と聞かれたときに、「問題ないです」と答えられるように準備しておきましょう。合わせて下記のような具体例を添えて答えられると良いと思います。
・PCは普段から使っており、タイピングについては問題ないスピードで行うことができる。キーボードのどこに何の文字があるかほぼ把握した状態である。 |
・エクセルをある程度使うことができる。(+if関数やvlookup関数を使うことができるとなお良し) |
・PCになにかしらのソフトをインストールした経験がある。また、インストール先のフォルダがどこにあるのかを理解しており、実際にそのフォルダまで辿り着くことができる。(データの扱いについての理解) |
・今まで勤めていた会社の中ではPCに詳しい方の人間だった。年配の社員へPCの使い方を教えてあげたりしていた。 |
最後に
ITエンジニアを目指す上で職業訓練校に通うというのは一つの選択肢としていいことだと思います。私も職業訓練校に通えなかったら、37歳業界未経験でIT業界に就職することはほぼ不可能であったと思っています。自分が受けてみたい訓練内容があったときには、面接合格を勝ち取れるように準備はしっかりしていきましょう!